【規格別】紙パック水のサイズ一覧と選び方完全ガイド
【規格別】紙パック水のサイズ一覧と選び方完全ガイド

近年、環境への配慮から紙パック入りの水が注目を集めています。従来のペットボトルと比べて環境負荷が少なく、リサイクルも容易な紙パック水ですが、用途に応じて様々なサイズや規格が存在します。
本記事では、紙パック水の主要なサイズや規格を詳しく解説するとともに、目的別の選び方やメーカー比較まで徹底的にご紹介します。
紙パック水の主要サイズと規格一覧
紙パック水には200mlから1000mlまで、様々なサイズが展開されています。それぞれのサイズには特徴があり、用途に合わせて選択することが重要です。
200ml規格:携帯性と用途
紙パック水の最小サイズである200ml規格は、手軽に持ち運べるコンパクトさが特徴です。縦約11cm×横約6.5cm×奥行き約4cmという小さな容器サイズは、バッグやポーチにもすっきりと収まります。
特に子供のお出かけ用や、薬の服用時、オフィスでの短時間の水分補給など、必要な分だけ飲みきれる量として重宝されています。
また、軽量で握りやすい設計により、女性や高齢者の方々にも使いやすいサイズとなっています。
会議や来客シーンなどでも、飲みきりサイズという理由よりオフィスやブランド店舗でのニーズが高まっています。
330ml規格:標準サイズの特徴
330ml規格は、1回の水分補給に最適な標準サイズとして最も広く普及しています。縦約14cm×横約7cm×奥行き約4.5cmのサイズ感は、デスクワークや通勤時の携帯に適しています。
一般的な缶飲料と同じ容量であることから、日常的な飲用量の目安として親しまれており、ランチタイムやちょっとした休憩時にぴったりの容量です。
紙パックならではの軽さと、持ちやすい形状も特徴的です。
また、多くのホテルにおいて、ホテル客室や宴会、ジムスパエリアなど多くのシーンで活用できることから導入が広がっています。
500ml規格:ペットボトル代替として
500ml規格は、最も一般的なペットボトルと同容量であり、日常的な水分補給のスタンダードサイズです。縦約16cm×横約7.5cm×奥行き約5cmというサイズ感は、バッグのドリンクホルダーにもフィットします。
運動時や長時間の外出時における水分補給に適しており、環境に配慮したペットボトル代替として注目を集めています。
また、紙パックならではの特徴として、飲み終わった後はつぶして省スペース化できる利点があります。
1000ml規格:家庭用の経済性
1000ml規格は、家庭での常備用や料理用として最適な大容量サイズです。縦約20cm×横約9cm×奥行き約6cmの大きさで、冷蔵庫のドアポケットにもすっきり収まります。
コストパフォーマンスに優れており、まとめ買いする際の経済性も魅力です。
また、災害時の備蓄用としても適しており、複数本をストックしやすい規格となっています。紙パックの特性上、使用後の廃棄時にかさばらない点も、大容量サイズの利点として挙げられます。
主要国内メーカーの紙パック水規格比較
日本の紙パック水市場では、サイズ別に主要メーカーが特色ある商品を展開しています。各規格における代表的な商品と、メーカーごとの特徴を詳しく解説します。
200ml規格
ハバリーズ

日本国内で200ml規格の紙パック水を展開しているのは、ハバリーズのみとなっています。南アルプスの日本百名山でもある甲斐駒ヶ岳の火山層に磨かれてきた天然水を使用しています。
1本あたりの価格は168円(税込)前後で、Amazonやアスクルなどのオンラインストアを通じて販売されています。商談や来客用の水としてオフィスで人気があり、持ち運びに最適な容量として支持されています。また、多くの有名ラグジュアリーブランドのブティックでも接客サービスのアイテムとして導入が広がっています。
(参照:200ml|ハバリーズ)
330ml規格
ハバリーズ

ハバリーズの330ml規格は、1本170円(税込)前後でAmazonやアスクルなど多くのオンラインサイトにて販売されています。
佐賀県多良岳山の成層火山から流れるミネラル豊富な天然水を使用し、独自の品質管理体制のもとで製造されています。パッケージにはFSC認証紙を採用し、環境への配慮も特徴となっています。
(参照:330ml|ハバリーズ)
富士ミネラルウォーター

富士ミネラルウォーターの330ml規格は、1本170円(税込)前後で展開されています。
富士山の伏流水を使用し、ミネラルバランスの良さが特徴です。同ブランドからはペットボトルや瓶でも商品展開がされています。
(参照:330ml 紙パック 18本入|富士ミネラルウォーター)
500ml規格
現在、日本国内には紙パック水の500ml規格を製造できる工場ラインが存在していません。そのため、市場に流通している500ml紙パック水は、すべて海外からの輸入製品のみとなります。
ライフサイクルアセスメント(LCA)の観点では、輸送に伴うCO2排出量などの環境負荷が大きく、必ずしもエコロジカルな選択とは言えない状況です。また、輸送工程における品質保全も懸念されています。
Only Water

スペインから輸入される「Only Water」の500ml規格は、1本180円(税込)前後で販売されています。
環境配慮型のパッケージデザインが特徴ですが、ヨーロッパから日本までの輸送距離が長くCO2排出量が大きい課題があります。
ビオセボン

フランスの有機食品専門店チェーン「ビオセボン」が展開する500ml規格は、1本141円(税込)前後で販売されている韓国産の海洋深層水です。
オーガニック認証を受けた水源からの製品ですが、同じく輸送による環境負荷が課題となっています。
(参照:国内初、500ml 紙容器入り海洋深層水をビオセボンが採用 紙容器入り飲料水の展開拡大|日本テトラパック株式会社)
1000ml規格
ハバリーズ

ハバリーズの1000ml規格は、1本250円(税込)前後で販売されています。家庭用やホテルの客室水として人気が高く、ケース販売時や法人向けの割引も充実しています。
大容量でありながら、紙パックの特性を活かした持ちやすい設計が特徴です。
(参照:1000ml|ハバリーズ)
富士ミネラルウォーター

富士ミネラルウォーターの1000ml規格は、1本235円(税込)前後で提供されています。
料理用や災害備蓄用として支持されており、定期購入プログラムも用意されています。
各社の特徴的な取り組み
紙パック水市場における各メーカーは、環境配慮や品質管理において独自の特徴を持っています。各社の代表的な取り組みと、それぞれの強みを見ていきましょう。
ハバリーズ
ハバリーズは、国内最大規模数の紙パック水製造ラインによって、品質管理から配送まで一貫した体制を構築しています。製品のカーボンフットプリントのみならず、物流配送や全国多拠点にロジシステムを構築し、環境負荷軽減を徹底しています。
特に環境面では、FSC認証紙やサトウキビ由来キャップの使用や、採水調達を含む製造過程でのCO2削減に積極的に取り組んでいます。
また、使用した紙パックをトイレットペーパーに代替するハバリーズリサイクル便を展開しており、環境負荷低減に向けた独自のサービスを提供しています。法人向けにはハバリーズを通じて削減達成したCO2量を算定可視化するサービスも展開しており、オフィスやホテルの脱炭素アクションをサポートします。
富士ミネラルウォーター
富士ミネラルウォーターは、富士山周辺の環境保全プロジェクトを実施しており、特に水源保護活動に力を入れています。
製造工程での節水や省エネにも注力し、環境負荷の少ない生産システムを確立しています。
まとめ
紙パック水の国内市場は、サイズ別に特徴的な展開がなされています。200mlサイズはハバリーズが唯一展開し、甲斐駒ヶ岳の天然水を使用した商品として知られています。330mlサイズでは、ハバリーズ、富士ミネラルウォーターが主要プレイヤーとして、それぞれ特色ある商品を提供しています。
注目すべき点として、500mlサイズは国内に製造ラインがないため、Only Water(スペイン産)やビオセボン(韓国産)による海外産の輸入品のみが一部流通している現状があります。エコフレンドリーとして支持されている紙パックである一方で、海外からの長距離輸送時に排出されるCO2が課題となっており、国内産のペットボトル水と比較した場合のLCA(ライフサイクル評価)の環境負荷が問われています。
1000mlサイズは主にハバリーズと富士ミネラルウォーターが展開し、家庭用やオフィス用途で利用されています。
各メーカーは環境配慮の取り組みにも力を入れており、特にハバリーズは使用済み紙パックのリサイクル便サービスを展開するなど、独自の環境施策を推進しています。紙パック水の選択においては、用途に応じたサイズ選びと同時に、各社の環境への取り組みも考慮する価値があるでしょう。
今後は、国内における製造体制の整備や、より環境に配慮した容器開発など、市場のさらなる発展が期待されます。
ハバリーズ公式ウェブサイト
https://havarys.com/