ハバリーズの水源保全

日本国内の貴重な水資源を未来につなげる

水は人々の生命や生活に不可欠な資源であり、当社の企業活動の根幹を成すものです。水は再生可能な資源であり、地球上で枯渇することはありませんが、利用可能な淡水は地球全体のわずか0.01%に過ぎません。 世界人口の増加や開発途上国の経済成長、気候変動などにより、全世界で水資源の問題が顕在化しています。

水源涵養について

持続可能な形で水を未来につなぐ

水源涵養とは、地下水や河川の水源を守り、健全な状態を維持するための活動や取り組みを指します。環境保全の一環として、私たちは、自然の水源が持続可能に保たれるように努めています。森林の保護や植樹活動、土壌の保護、地域の水循環のサポートを通じて、自然環境を守り、水源を涵養することに取り組んでいます。このような活動により、将来にわたって高品質な水を提供し、地域の生態系の保護にも貢献しています。

森林保全の取り組み

生態系を守りながら未来の世代へ

森林保全と水源保全を統合的に推進することで、自然環境の持続可能性が確保されます。健康な森林が維持されることで、地下水の補充が促進され、安定した水源が地域社会や生態系に提供されます。一方で、適切な水源管理は森林の生態系の安定に寄与し、森林の健康を保つために必要な水分を供給します。このように、両者の保全は循環的に作用し、環境全体の健全性を支える重要な役割を果たします。統合的なアプローチを通じて、より効果的な保全が実現し、環境全体の健全性が保たれます。

1.森林保全

水源涵養の鍵となるのが森林です。森林は水の自然なろ過機能を持ち、地下水の補充を助けます。私たちは、国内の森林組合に対して、ハバリーズ1本につき1円を活用し、森林保全活動を支援しています。これにより、森林の保護や再生、適切な管理が行われています。

2.植樹活動

定期的に地域社会と協力し、植樹活動を開催しています。新たな樹木を植えることで、森林の面積を広げ、水源涵養に貢献しています。これにより、土壌の浸食防止や生物多様性の保護も進めています。

3.土壌保護

森林の土壌を保護するために、侵食を防ぐ技術や方法を導入しています。適切な土地管理とともに、雨水の浸透を促進し、地下水の補充をサポートしています。

4.地域の水循環のサポート

地域の水循環システムを支えるために、地域住民や団体と連携し、清水を確保するためのプロジェクトを推進しています。これにより、地域の水源が安定的に保たれるよう努めています。

ゼロエミッション

ハバリーズリサイクル便の先の高度な水処理

1.紙パックのリサイクル

使用済みの紙パックをトイレットペーパーにリサイクルしています。紙パックは、リサイクルを通じて新たな資源に生まれ変わり、廃棄物を減少させるとともに、新しい紙製品の製造に必要な原材料を削減します。このプロセスにより、森林資源の保護に貢献し、間接的に水源の涵養にも寄与しています。

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2.ゼロエミッション工場

リサイクルプロセスはすべてゼロエミッション工場で行われています。これにより、工場からの排出物が完全に削減され、大気や水質の汚染が防がれています。環境に優しい製造プロセスを採用することで、生態系への影響を最小限に抑えています。

3.高度な水処理

工場で使用された水は、高度な処理を施し、清潔な状態で下水路に還流されています。処理された水は、再利用可能な状態で自然に戻り、水源の保護に貢献します。この取り組みにより、下水処理から発生する可能性のある環境汚染を防ぎ、地域の水質維持に寄与しています。