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プラスチックゴミを減らす方法|今日からできる具体的アクション

プラスチックゴミを減らす方法|今日からできる具体的アクション

プラスチックゴミを減らす方法|今日からできる具体的アクション

日本では年間約769万トンのプラスチックゴミが発生しており、そのうち家庭から出る量は約387万トンに上ります。しかし、個人の小さな行動変化でも確実に削減効果が生まれます。この記事では、今日から実践できる具体的なプラスチック削減方法を、効果測定や実行難易度とともに詳しく解説します。年間で数十キロのプラスチックゴミを減らし、環境負荷軽減と家計節約を両立する方法をご紹介します。

(参照:2023年廃プラスチック総排出量|一般社団法人プラスチック循環利用協会
(参照:プラスチックの再商品化について|豊島区

今すぐ始められる具体アクション(10項目)

プラスチック削減は特別な準備や知識がなくても、日常の選択を少し変えるだけで始められます。ここでは実行しやすく効果の高い10のアクションを、削減目安と難易度評価とともにお伝えします。

マイボトル/マイタンブラーを持つ

効果:年間約365本のペットボトル削減(約11kg相当
実行難易度:★☆☆
初期コスト:1,000〜3,000円

毎日1本のペットボトル飲料を購入する人なら、マイボトルに切り替えるだけで年間365本のペットボトルを削減できます。保温・保冷機能付きのステンレス製ボトルを選べば、飲み物の温度も長時間保てて快適性も向上。初期投資は必要ですが、飲料代の節約効果も大きく、3〜6ヶ月で元が取れる計算になります。※500mlボトルの容器重量を30gとした場合

(参照:PETボトルの軽量化|ペットボトルリサイクル推進協議会

レジ袋・包装を断る/マイバッグを使う

効果:年間約200枚のレジ袋削減(約0.6kg相当
実行難易度:★☆☆
初期コスト:500〜2,000円

2020年7月からレジ袋有料化が始まりましたが、まだ購入している方も多いでしょう。コンパクトに折りたためるエコバッグを常に持ち歩き、レジ袋を完全に断つことで年間200枚程度の削減が可能です。さらに、過剰な包装が多い商品を避けたり「包装は不要です」と伝えることで、包装材料の削減にも貢献できます。※レジ袋1枚=3gとした場合

詰め替え・リフィル利用、まとめ買いで容器を減らす

効果:年間約50個の容器削減(約2.5kg相当)
実行難易度:★★☆
初期コスト:0円(商品価格差のみ)

シャンプー、洗剤、調味料などは詰め替え用商品を選ぶことで、本体容器を繰り返し使用できます。詰め替え用商品は本体より10〜30%安価なことが多く、経済的メリットも大きいです。また、同一商品をまとめて購入することで、個別包装を減らし配送効率も向上させられます。月1回のまとめ買いに変更するだけでも包装削減効果が期待できます。

使い捨てカトラリー・ストローを断る・持参する

効果:年間約100セットのカトラリー削減(約0.8kg相当)
実行難易度:★★☆
初期コスト:1,000〜2,500円

外食やテイクアウト時の使い捨て箸、スプーン、フォークを断り、マイ箸やマイカトラリーセットを持参しましょう。コンパクトな携帯用カトラリーケースも市販されており、バッグに常備すれば使い捨てカトラリーが不要になります。ストローも同様に、マイストローを持参するかドリンクを直接飲むことで削減可能です。

量り売り・バルク商品を利用する

効果:年間約30個の個別包装削減(約1.2kg相当)
実行難易度:★★★
初期コスト:0円(容器持参)

穀物、ナッツ、スパイスなどを量り売りで購入し、持参した容器に直接入れてもらうことで、個別包装を完全に避けられます。最近では量り売り専門店や、量り売りコーナーを設ける大型スーパーも増加中。必要な分だけ購入できるため食品ロス削減にもなり、新鮮な商品を購入できるメリットもあります。

電子レシート・デジタル化を活用する

効果:年間約300枚のレシート削減(約0.2kg相当※)
実行難易度:★☆☆
初期コスト:0円

レシートの中にはプラスチックフィルムでコーティングされた感熱紙が使用されているものがあります。電子レシートやアプリでの購入履歴管理を活用することで、紙レシートの受け取りを減らせます。家計簿アプリと連携できるサービスも多く、支出管理の効率化も同時に実現できます。※感熱紙(約45–55 g/m²)・一般的な小レシートサイズとする

生鮮食品は個包装なしを選ぶ

効果:年間約150個のトレー・ラップ削減(約3kg相当)
実行難易度:★★☆
初期コスト:0円

野菜や果物は個別包装されていない商品を選び、肉や魚は対面販売を利用して持参した容器に入れてもらうか、最小限の包装で購入しましょう。農産物直売所や地元の商店街では、過剰包装のない新鮮な商品を購入できることが多く、プラスチック削減と地産地消を同時に実現できます。

中古品・シェアリング活用で新品包装を避ける

効果:年間約20個の商品包装削減(約2kg相当)
実行難易度:★★☆
初期コスト:0円

衣類、家電、書籍などは中古品やシェアリングサービスを活用することで、新品購入時の包装材を削減できます。フリマアプリ、レンタルサービス、図書館の活用により、必要な物を包装なしで入手可能。一時的にしか使わない商品は特にシェアリングが効果的で、経済的負担も軽減できます。

固形石鹸・シャンプーバーの利用

効果:年間約12個の容器削減(約1.5kg相当)
実行難易度:★★☆
初期コスト:500〜1,500円

液体シャンプーやボディソープの代わりに、紙包装の固形石鹸やシャンプーバーを選ぶことで、プラスチック容器を完全に削減できます。固形商品は液体商品より長持ちすることが多く、コストパフォーマンスも良好。天然成分のものを選べば、肌や環境への負担も軽減できます。

デジタル配信・ストリーミングサービス活用

効果:年間約50個のパッケージ削減(約2.5kg相当)
実行難易度:★☆☆
初期コスト:月額500〜2,000円

音楽、映画、ゲーム、雑誌などはデジタル配信やストリーミングサービスを利用することで、CDやDVDなどの物理的なパッケージを削減できます。即座にアクセスでき、保管場所も不要。定額制サービスなら個別購入より経済的なケースも多く、利便性と環境負荷削減を両立できます。

場面別チェックリスト(家庭/外出/職場)

効果的なプラスチック削減を継続するには、生活場面ごとの行動パターンを決めることが重要です。以下のチェックリストを活用して、忘れがちなポイントも確実に実践できるようにしましょう。

家庭用:買い物前の5項目チェック(計画購入・詰め替え等)

□ 買い物リストを作成し、必要な分量を明確にする
事前に冷蔵庫や食品庫の在庫を確認し、必要な物だけを購入することで、個別包装された小分け商品の購入を避けられます。まとめ買いの計画も立てて、包装材を最小限に抑えましょう。

□ エコバッグと持参用容器の準備確認
マイバッグ、肉魚用の密閉容器、量り売り用の軽量容器を準備。容器の重量を事前に測って記録しておくと、量り売り時の計算がスムーズになります。

□ 詰め替え商品の購入予定をチェック
シャンプー、洗剤、調味料などの残量を確認し、本体ではなく詰め替え用商品を購入リストに追加。詰め替え商品の方が20〜30%安価なことが多く、家計節約にも効果的です。

□ 個包装なし商品を扱う店舗の確認
訪問予定の店舗で量り売りコーナーや対面販売があるかを確認。農産物直売所、地元商店街、量り売り専門店などを優先的に選びましょう。

□ 冷凍・冷蔵品の保冷準備
保冷バッグと保冷剤を準備することで、店舗での包装を最小限に抑えながら食品の品質を保持できます。

外出用:外食・買い物時の持ち物リスト(マイ箸等)

□ マイカトラリーセット(箸・スプーン・フォーク)
コンパクトなケース入りの携帯用セットを常備。テイクアウトや外食時の使い捨てカトラリーを完全に削減できます。ステンレス製なら耐久性も高く長期使用可能です。

□ マイボトル・タンブラー
保温保冷機能付きのボトルを持参し、ペットボトル飲料の購入を避けます。カフェでの持参割引サービスも活用でき、経済的メリットも期待できます。

□ 折りたたみ式エコバッグ
コンビニでの少量買い物でも対応できる小型のエコバッグを携帯。レジ袋有料化により1回3〜5円の節約になり、年間では1,000円以上の差になることもあります。

□ マイストロー(必要な場合)
ステンレス製やガラス製の携帯用ストローを持参。専用の清掃ブラシも一緒に持ち歩けば、外出先でも清潔に使用できます。

□ ハンカチ・手ぬぐい
紙ナプキンやウェットティッシュの代わりに使用。吸水性の良い素材を選び、複数枚ローテーションで清潔を保ちましょう。

職場用:共有備品の見直し・回収ボックス設置の短手順

□ 給湯室のカップ・カトラリーをリユース品に変更
使い捨てコップや割り箸を、洗浄可能な陶器・ガラス製カップ、ステンレス製カトラリーに変更。初期投資は必要ですが、年間コストは大幅削減できます。

□ プラスチック容器回収ボックスの設置
弁当容器、ペットボトル、包装材などを分別回収するボックスを設置。自治体の分別ルールに沿って適切に処理し、リサイクル率向上に貢献します。

□ ペーパーレス化の推進
クリアファイル、ファイルケースなどの文具使用量を減らし、デジタル文書管理を推進。クラウドストレージの活用で物理的な保管用品も削減できます。

□ 共用マイボトル・給水設備の充実
ウォーターサーバーや浄水器を設置し、ペットボトル購入を削減。社員の健康促進と環境負荷削減を同時に実現できます。

□ 定期的な削減効果の測定・共有
月次でプラスチック廃棄物量を測定し、削減効果を可視化。社員のモチベーション向上と継続的改善につながります。

効果を見える化する(削減量の試算とコスト目安)

プラスチック削減の取り組みを継続するには、実際の効果を数値で把握することが重要です。ここでは行動別の年間削減目安と、実行しやすさを星評価で整理し、ご紹介します。

行動別の「年間削減の目安」

【高効果・実行容易】

マイボトル利用
削減目安:365本のペットボトル(約11kg)
エビデンス:1日1本購入想定、PET500ml=約30g
経済効果:年間約54,750円節約(1本150円想定)
実行難易度:★☆☆ 初期コスト:1,000〜3,000円

エコバッグ利用
削減目安:200枚のレジ袋(約0.6kg)
エビデンス:週4回買い物想定、レジ袋1枚=約3g
経済効果:年間約1,000円節約(1枚5円想定)
実行難易度:★☆☆ 初期コスト:500〜2,000円

【中効果・継続重要】

詰め替え商品利用
削減目安:50個の容器(約2.5kg)
エビデンス:月4個詰め替え想定、容器1個=約50g
経済効果:年間約3,000円節約(詰め替え20%安想定)
実行難易度:★★☆ 初期コスト:0円

生鮮食品の個包装回避
削減目安:150個のトレー・ラップ(約3kg)
エビデンス:週3回購入想定、トレー1個=約20g
経済効果:年間約2,000円節約(個包装なし商品が安価)
実行難易度:★★☆ 初期コスト:0円

【専門的・計画要】

量り売り利用
削減目安:30個の個別包装(約1.2kg)
エビデンス:月2.5回利用想定、包装1個=約40g
経済効果:年間約1,500円節約(必要分のみ購入)
実行難易度:★★★ 初期コスト:0円(容器持参)

固形石鹸・シャンプーバー
削減目安:12個の容器(約1.5kg)
エビデンス:月1個交換想定、容器1個=約125g
経済効果:年間約2,400円節約(固形商品が長持ち)
実行難易度:★★☆ 初期コスト:500〜1,500円

制度・回収・企業事例とFAQ

個人の取り組みに加えて、制度や企業の動向を理解することで、より効果的なプラスチック削減が可能になります。正しい分別方法や最新の企業事例、よくある疑問への回答をまとめました。

自治体の分別ルールと回収スポットの調べ方

基本的な調べ方
お住まいの自治体名と「ゴミ分別」「資源回収」で検索すると、詳細なルールが確認できます。多くの自治体でプラスチック製容器包装の分別回収を実施しており、適切な分別により高いリサイクル率を実現できます。

主要な確認ポイント
ペットボトル、白色トレー、プラスチック製容器包装の分別区分と収集日程を確認しましょう。自治体によって「燃えるゴミ」「プラスチック資源」など分類が異なるため、転居時は必ず最新情報をチェックしてください。

回収スポットの活用
スーパーマーケットの店頭回収(ペットボトル、白色トレー、牛乳パック)や、家電量販店の小型電子機器回収なども積極的に活用しましょう。これらは自治体回収より頻度が高く、確実にリサイクルされる仕組みが整っています。

企業の素材変更・リフィル導入事例

大手メーカーの取り組み事例
花王はつめかえ・パウチ化や容器の樹脂量低減などで、同社の報告では2005年比で約144,000トンの削減を実現。ユニリーバは固形化・リフィルで大幅な包装削減を目指しています。これらの商品を選ぶことで、個人も企業の環境取り組みに参加できます。

(参照:パウチの水平リサイクル|廃棄物資源循環学会誌
(参照:Unilever makes progress on its sustainable packaging goals|Unilever

小売業界のリフィル拡大
無印良品では店舗限定で洗剤の量り売りサービスを導入しています。イオンでも洗剤の量り売り実験を開始し、消費者の反応を見ながらサービス拡大を検討中です。

(参照:洗剤量り売り|無印良品
(参照:国内初、「エコベールリフィルステーション」を「イオンスタイル幕張新都心」で展開|イオン株式会社

食品業界の包装革新
セブン-イレブンは弁当容器に植物由来素材を一部採用し、焼却時のCO2削減を実現。森永乳業は牛乳パックの軽量化と、キャップレス商品の開発により年間100トン以上のプラスチック削減を達成しています。

(参照:植物由来の素材を30%配合したカトラリーを全国のセブン‐イレブンに順次導入|株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

地域密着型の取り組み
地方の農産物直売所では、持参容器での量り売りや、リユース可能な木箱での販売が増加中。消費者と生産者が直接つながることで、過剰包装のない流通が実現しています。

よくある誤解とFAQ(生分解性の限界など)

Q: 生分解性プラスチックなら環境に無害ですか?
A: 生分解性プラスチックは特定の条件下(高温・高湿度・微生物存在)でのみ分解され、家庭のコンポストや自然環境では分解に数年かかる場合があります。また製造時のエネルギー消費も大きいため、使用量削減が最優先です。

Q: リサイクルマークがあればすべてリサイクルされますか?
A: リサイクルマークは素材の種類を示すもので、実際のリサイクル可否は自治体の設備や分別ルールによります。日本のマテリアルリサイクル率は約22%で、残りは焼却処理されているのが現状です。

Q: 海外製品のプラスチック削減商品は信頼できますか?
A: 製品の環境負荷は製造・輸送・廃棄まで総合的に評価する必要があります。遠方からの輸送によるCO2排出や、現地の労働環境も考慮し、可能な限り国内製品や地域密着型商品を選ぶことをおすすめします。

Q: 個人の取り組みだけで本当に効果がありますか?
A: 日本では家庭系プラスチックが全体の約50.3%(2023年)を占めており、個人の行動変化は確実に効果があります。また消費者の選択が企業の商品開発を促進する循環も生まれており、間接的な影響も含めると効果は非常に大きいです。

Q: プラスチック削減で生活が不便になりませんか?
A: 初期の慣れは必要ですが、マイボトルやエコバッグなど基本的な道具を習慣化すれば、むしろ経済的メリットや健康面のメリットも得られます。段階的に取り組むことで、無理なく継続できる生活スタイルを構築できます。

まとめ

プラスチックゴミ削減は、マイボトルやエコバッグなど身近なアイテムから始められ、年間で数十キロの削減効果が期待できます。場面別チェックリストを活用し、効果の見える化で継続モチベーションを保ちながら、段階的に取り組みを拡大していきましょう。個人の小さな行動変化が企業や社会全体の変化を促進し、持続可能な未来への確実な一歩となります。

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