紙パック水のオリジナルラベル作成ガイド 製作の流れからポイントまで解説
紙パック水のオリジナルラベル作成ガイド 製作の流れからポイントまで解説

企業のPR活動やイベントでの記念品として注目を集めているオリジナルラベル入りの紙パック水。環境への配慮やデザイン性の高さから、選択される機会が増えています。
本記事では、紙パック水のオリジナルラベル作成に必要な知識から、製作の流れ、注意点まで徹底的に解説します。初めて検討される方も、これまでペットボトルを使用されていた方も、OEM生産での製造も含めて、ぜひ参考にしてください。
オリジナルラベル入り紙パック水の特徴
近年、サステナビリティへの関心の高まりとともに注目を集める紙パック水。その特徴と選ばれる理由、そしてペットボトルとの違いについて詳しく見ていきましょう。
企業・イベントで選ばれる理由
オリジナルラベル入り紙パック水が企業やイベントで選ばれる理由は、主に「環境配慮型商品としてのアピール効果」「保管や運搬時の利便性」「コスト効率の良さ」の3点です。
特に企業のSDGs活動との親和性が高く、環境に配慮した企業としてのブランディングに効果的です。
また、紙パックは四角形のため、展示会やイベントでの陳列がしやすく、運搬時も場所を取りにくいという特徴があります。さらに、記念品やノベルティとして配布する際も、受け取った方が持ち帰りやすいサイズと形状になっています。
紙パックとペットボトルの比較
飲料水の容器として代表的な紙パックとペットボトル。それぞれの特徴を環境面とデザイン面から比較することで、製品の特性をより深く理解することができます。
環境配慮の観点から
紙パック容器は、ペットボトルと比較して環境負荷が少ないことが特徴です。原材料となる紙は再生可能な資源であり、製造時のCO2排出量もペットボトルより少なくなっています。
また、使用後の廃棄処理においても、紙パックは リサイクルシステムが確立されており、再生紙として活用できます。さらに、紙パックは折りたたんで廃棄できるため、廃棄物の容積を大幅に減らすことが可能です。
デザイン展開の可能性
紙パックは印刷面積が広く、四面それぞれに異なるデザインを施すことができます。これにより、商品の情報だけでなく、企業やイベントのメッセージを効果的に伝えることが可能です。
また、紙素材ならではの温かみのある印刷表現や、マットな質感を活かしたデザインも実現できます。特に環境に配慮したナチュラルなイメージを表現する際に、紙パックの素材感は大きなアドバンテージとなります。
デザインの自由度が高く、ブランドイメージに合わせた多様な表現が可能です。
(参照:コラボレーション|ハバリーズ)
紙パック水のオリジナルラベル製作工程
オリジナルラベル入り紙パック水の製作は、企画からデザイン、印刷、納品まで複数の工程があります。それぞれの段階での重要なポイントを確認していきましょう。
企画から納品までの流れ
オリジナルラベル入り紙パック水の製作は、大きく「企画立案」「デザイン作成」「入稿・校正」「印刷・製造」「検品・納品」の5つの工程で進められます。
最初の企画立案では、使用目的や配布方法、必要数量などの基本事項を決定します。これらを基に、デザインの方向性や表示内容を検討していきます。
デザイン作成段階では、プロのデザイナーに依頼するか、自社で作成するかを決定し、具体的なビジュアルを作り上げていきます。
入稿・校正の段階では、印刷用データの作成と確認を行い、色味や文字の読みやすさなどを細かくチェックします。
製造工程では、印刷から充填までを一貫して行い、最後に品質検査を経て納品となります。なお、OEM製造の場合は、製造委託先との綿密な品質基準の擦り合わせが必要となります。
デザイン作成のポイント
紙パック水のオリジナルラベルデザインでは、素材特性を理解し、印刷範囲や規格に従った制作が求められます。効果的なデザインを実現するための重要なポイントを解説します。
印刷可能範囲と規格
紙パックのデザインを作成する際は、印刷可能範囲を正確に把握することが重要です。
一般的な紙パックの場合、表面、裏面、両サイド面の4面に印刷が可能ですが、接着部分や折り目部分には印刷ができない箇所があります。
また、法令で定められた表示事項のスペースを確保する必要があるため、実際のデザイン可能範囲はそれらを考慮して設定する必要があります。さらに、ミシン目や切り込みの位置にも注意が必要です。
素材特性と印刷品質
紙パックは素材の特性上、インクの発色や印刷の仕上がりがペットボトルとは異なります。紙の白色度や表面加工によって、印刷時の色の見え方が変わってくるため、事前にサンプルで確認することをお勧めします。
また、紙パックは光の反射が少なく、マットな質感が特徴となるため、その特性を活かしたデザインを検討するとより良い仕上がりとなります。デザインデータ作成時は、CMYKカラーモードを使用し、特色が必要な場合は事前に製造会社に確認することが重要です。
オリジナルラベル製作時の重要事項
オリジナルラベル入り紙パック水の製作では、品質管理や法令順守が特に重要です。安全で魅力的な製品を作るために押さえるべきポイントを確認していきましょう。
品質管理と衛生基準
紙パック水の製造には、厳格な品質管理と衛生基準の順守が不可欠です。
製造工程では、HACCP(ハサップ)に基づいた衛生管理が実施され、原水の品質検査から充填、包装までの各工程で徹底した管理が行われます。
特に充填時の無菌環境の維持は重要で、専用の無菌充填システムが使用されます。OEM製造を含むすべての製造ラインにおいて、同様の厳格な品質管理基準が適用されます。
保管時の温度管理や衛生状態のチェックなど、出荷までの品質維持にも細心の注意が払われています。
必要な表示項目と規定
オリジナルラベル入り紙パック水にも、食品表示法に基づく表示義務があります。法定表示事項と任意表示について、具体的な規定と推奨される記載内容を見ていきましょう。
法定表示事項
紙パック水には食品表示法に基づく表示が必要です。具体的には、商品名、原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、製造者名(販売者名)、製造所所在地などが必須となります。
これらの表示は、定められた書式と文字サイズで記載する必要があり、消費者が読みやすい場所に配置することが求められます。特に賞味期限と製造所固有記号については、印字方法や表示位置に細かい規定があります。
推奨表示項目
法定表示以外にも、消費者への情報提供として推奨される表示項目があります。
例えば、水の種類(ミネラルウォーター、ろ過水など)、採水地、水質検査結果などが挙げられます。また、リサイクルマークや環境配慮に関する表示、問い合わせ先の記載なども、消費者とのコミュニケーションを円滑にする上で重要です。
これらの情報は、商品の信頼性を高め、ブランド価値の向上にも貢献します。
スムーズな製作のためのチェックポイント
オリジナルラベル入り紙パック水を円滑に製作するためには、各段階での確認事項を把握しておくことが重要です。トラブルを防ぎ、スムーズな製作を実現するポイントを解説します。
発注前の確認事項
発注前には、製品の仕様や製作スケジュールなど、重要な項目を確認する必要があります。
まず、使用目的や配布時期を明確にし、それに基づいた納期設定を行います。また、保管場所の確保や配送方法についても事前に検討が必要です。
デザインについては、ブランドガイドラインとの整合性や、使用する画像・ロゴの著作権確認を忘れずに行いましょう。さらに、表示内容や記載事項に漏れがないか、法的要件を満たしているかの確認も重要です。
製造会社との打ち合わせでは、これらの項目を記載した仕様書を作成し、両者で内容を確認することをお勧めします。特にOEM生産の場合は、製造責任の所在や品質保証の範囲についても明確に取り決めておく必要があります。
製作時の注意点
製作時には、デザインデータの入稿から印刷、充填までの各工程でのチェックが重要です。
デザインデータ入稿時は、カラーモードやフォントのアウトライン化、画像解像度などの技術的な要件を満たしているか確認します。
校正の段階では、文字の誤植や色味、デザインの配置などを細かくチェックします。特に、法定表示事項の内容や表示位置は複数人で確認することをお勧めします。
また、印刷・製造工程での品質管理状況や、充填時の衛生管理体制についても確認が必要です。
予期せぬトラブルに備え、製造会社との連絡体制を整えておくことも重要なポイントです。
納品後の保管方法
紙パック水は適切な保管管理が製品の品質維持に直結します。
まず、保管場所は直射日光を避け、温度変化の少ない涼しい場所を選びます。高温多湿の環境は紙パックの劣化を早める原因となるため、空調管理された倉庫での保管が望ましいです。また、段ボールケースは横積みを避け、適切な積み上げ高さを守ることで、紙パックの変形や破損を防ぐことができます。
在庫管理においては、製造日や賞味期限を記録し、先入れ先出しの原則に従って出荷することが重要です。
定期的な在庫確認と品質チェックを実施し、異常がある場合は速やかに対応できる体制を整えておきましょう。
まとめ
オリジナルラベル入り紙パック水の製造には、自社工場での製造とOEM製造の選択肢があります。どちらの場合も同様の品質基準と管理体制が求められ、最終製品の品質に違いはありません。製造方式の選択は、生産量や納期、コストなどを総合的に考慮して決定することをお勧めします。
オリジナルラベル入り紙パック水は、環境配慮とデザイン性を兼ね備えた、現代のビジネスニーズに応える製品です。環境負荷の低減というSDGsの観点から、多くの企業やイベントで選択される機会が増えています。製作にあたっては、法令順守と品質管理を徹底しながら、魅力的なデザインを実現することが可能です。

ハバリーズでは、コラボレーションを通じて、お客様のご要望に応じたオリジナルラベル入り紙パック水の製作を承っており、企画からデザイン、製造まで一貫してサステナビリティの取り組みの一つとしてサポートしております。オリジナルにデザインされたボトルは、ハバリーズと同じようにハバリーズリサイクル便によって循環型社会に貢献することが可能です。さらに制作を通じて削減達成したCO2の可視化も行います。紙パックならではの特性を活かし、企業のブランド価値向上やイベントでの効果的なプロモーションツールとして、ぜひ一度ご相談ください。
ハバリーズ公式ウェブサイト
https://havarys.com/