紙パック水はコンビニで買える?取り扱い店を紹介
紙パック水はコンビニで買える?取り扱い店を紹介

近年、環境への配慮から紙パック入りの水が注目を集めています。従来のペットボトル入りの水に代わる新しい選択肢として、コンビニエンスストアでも取り扱いが始まっています。
本記事では、各コンビニチェーンの紙パック水の取り扱い状況や商品の特徴、選び方のポイントまで詳しくご紹介します。
紙パック水がコンビニで買える理由とは?
紙パック水のコンビニでの販売は、時代の要請と消費者ニーズの変化を反映しています。環境問題への対応と企業の社会的責任が、この新しい商品形態を生み出しました。
環境問題への意識の高まり
プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な問題となる中、日本のコンビニエンスストア各社は環境負荷低減に向けた取り組みを加速させています。特に注目されているのが、ペットボトル容器から紙パックへの切り替えです。紙パックは生分解性が高く、リサイクルも容易なため、環境への影響を大幅に軽減することができます。
各コンビニチェーンは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、具体的な目標を設定しています。例えば、2030年までにプラスチック製品の使用量を30%削減するという目標を掲げる企業もあります。紙パック水の導入は、この目標達成に向けた重要な取り組みの一つとなっています。
さらに、消費者の環境意識も確実に高まっており、環境に配慮した商品を選ぶ傾向が強まっています。コンビニ各社は、このような消費者ニーズに応えるため、紙パック水の品揃えを充実させ始めています。特に若い世代を中心に、環境への配慮を重視した商品選択が定着しつつあり、紙パック水の需要は今後も拡大が見込まれています。
紙パック水を扱うコンビニはどこ?
日本の主要コンビニチェーンでは、それぞれ特徴的な紙パック水を展開しています。各社の取り扱い商品や販売開始時期、特徴などを詳しく見ていきましょう。
ローソン
ナチュラルローソンで2つのブランドの紙パック水を販売しています。
ハバリーズ 330ml

ローソンは、日本の紙パック水市場において先駆的な役割を果たしてきました。2020年9月29日、全国のナチュラルローソンで「ハバリーズ」の販売を開始し、これは日本初の国産紙パック水となりました。価格は税込140円と、学生や若い世代の方にも気軽に手にとって頂けるように環境配慮型商品としては手頃なコンビニ向け特別価格設定となっています。パッケージは100%リサイクル可能で、キャップ部分もサトウキビ由来の素材を使用するなど、環境負荷の低減に徹底的にこだわった商品設計となっています。現在も一部店舗で継続して販売されています。
(参照:紙パック 水 天然水 330mL×12本|ハバリーズ)
富士ミネラルウォーター 紙パック 330ml
2021年夏より、ナチュラルローソンは富士ミネラルウォーターの紙パックバージョンの販売も開始しました。税込192円という価格設定で、採水地は富士山麓のバランスの取れたミネラル成分を含む天然水を使用しています。パッケージには森林認証を受けた紙材料を使用し、キャップ部分にもバイオマス素材を採用するなど、環境負荷の低減に配慮した設計となっています。
(参照:富士ミネラルウォーター 紙パック 330ml|ナチュラルローソン)
ローソン×nendo×ハバリーズ オリジナル 天然水 330ml

2021年11月30日、ローソンはさらなる展開として、ハバリーズとデザインオフィスnendoとの3社コラボレーションにより、コンビニPB(プライベートブランド)として業界初となる紙パック水の販売を開始しました。関東・中部エリアのローソン店舗限定で展開され、価格は税込140円と手頃な価格設定でした。ローソン本社の社内用でも採用され、社内の脱プラスチック化推進の象徴となりましたが、現在は販売を終了しています。
(参照:紙パック入りミネラルウォーターを発売|株式会社ローソン)
ファミリーマート
ファミリーマートでは、首都圏を中心に展開するファミマ!!において、1つのブランドの紙パック水を販売しています。
ハバリーズ 330ml

ファミリーマートは2021年11月初旬より、全国のファミマ!!(ファミマダブルエクスクラメーション)店舗でハバリーズの取り扱いを開始しました。ファミマ!!は、ファミリーマートの次世代型店舗として展開されており、環境配慮型商品の品揃えを重視しています。価格は税込140円で、ローソンと同様の価格設定となっています。軽量で持ち運びやすい紙パック容器を採用し、リサイクルの容易さも特徴となっています。
セブンイレブン
セブンイレブンでは現在、紙パックの水を取り扱っていません。
JUST WATER 500ml

セブンイレブンは2019年7月、米国発の環境配慮型ミネラルウォーター「JUST WATER」の販売を日本で開始しました。地域・数量限定での展開となり、価格は税込151円でした。パッケージは植物由来材料を82%使用し、製造時のCO2排出量を従来のペットボトル比で約74%削減することに成功していました。しかし、2020年夏頃、ハバリーズの日本市場参入とほぼ同時期に日本市場から撤退し、現在では販売されていません。
(参照:ジェイデン・スミス監修『JUST WATERウォーター 』新登場|株式会社セブン‐イレブン・ジャパン)
紙パック水の選び方と購入のポイント
紙パック水を購入する際には、いくつかの重要なポイントがあります。商品選びのコツから保管方法まで、賢い選択のためのポイントをご紹介します。
どのブランドを選ぶべきか?
紙パック水を選ぶ際の重要な判断基準は、水質、価格、そして環境への配慮度です。
価格帯は140円から192円程度と、比較的手頃な設定となっています。例えば、「ハバリーズ」は税込140円で、環境に配慮しながらも一般的なミネラルウォーターに近い価格帯を実現しています。「富士ミネラルウォーター紙パック」は税込192円とやや高めですが、信頼性の高い富士山の天然水を使用しています。
採水地についても、国産水にこだわるブランドと海外の水源を使用するブランドがあります。国産水は水源地から消費地までの輸送距離が短く、その分環境負荷も少なくなる利点があります。特に国内の水源を使用する商品は、品質管理が徹底されており、安心して飲用できます。
飲み終えた後にリサイクルができるかどうか、この点においてはハバリーズが独自のリサイクル回収フローを構築しており、環境配慮に積極的な消費者に向けて次なる選択肢を提案しています。ハバリーズリサイクル便
買うときに注意すること
紙パック水を購入する際は、保存方法と消費期限に特に注意が必要です。紙パック容器は光や熱に対してペットボトルより敏感で、直射日光や高温多湿を避けて保存する必要があります。一般的な紙パック水の賞味期限は1年程度で、ペットボトル入りの水(通常2年程度)と比べると短めです。
購入時には、パッケージの状態もチェックポイントです。紙パックが濡れていたり、変形していたりする場合は、容器が損傷している可能性があるため避けましょう。また、店頭で温度管理がしっかりされているかどうかも、商品選びの重要な基準となります。
まとめ
紙パック水は、環境に配慮した新しい選択肢として、主要コンビニチェーンで着実に展開を広げています。特にローソンでは、ハバリーズや富士ミネラルウォーターなど、複数のブランドを展開してきました。さらにハバリーズとnendoとの3社コラボで業界初のPBアイテムにも取り組んだ実績もあります。ファミリーマートでもハバリーズを同価格帯で提供し、環境配慮型商品の選択肢を増やしています。
各ブランドの価格帯は140円から192円程度と、環境配慮型商品としては比較的手頃な設定となっており、日常的な購入がしやすい価格帯を実現しています。選ぶ際は、水質や価格に加えて、保存方法や消費期限にも注意を払うことが大切です。
今後も環境意識の高まりとともに、紙パック水の需要は増加すると予想されます。各コンビニチェーンでも取り扱い商品の拡充が期待され、より身近な環境配慮型商品として定着していくことでしょう。買い物の際は、環境への影響を考慮しながら、自分のライフスタイルに合った商品を選んでみてはいかがでしょうか。
ハバリーズ公式ウェブサイト
https://havarys.com/