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JR西日本ホテルズとハバリーズが、サスティナブルなコラボレーションを実現

JR西日本ホテルズとハバリーズが、サスティナブルなコラボレーションを実現

客室用紙パック製のナチュラルウォーターをホテルチェーン全体で取り組むのは、国内初!

このたび、株式会社ハバリーズ(本社:京都府京都市、代表取締役:矢野 玲美、以下ハバリーズ)と株式会社ジェイアール西日本ホテル開発(本社:京都府京都市、代表取締役社長:伊勢 正文、以下JR西日本ホテルズ)が展開する取り組みにおいて、JR西日本ホテルズの3ブランド9ホテルは、客室用紙パック製のナチュラルウォーターの採用を実現しました。ホテルチェーン全体では、国内初の取り組みとなり、両社は、このコラボレーションを通じて、サスティナブル(持続可能)な環境社会への貢献を目指します。
本取り組みは、京都市主催の宿泊施設と地域企業のビジネスマッチング商談会「コトノムスビ・プロジェクト」1を通じて両社のマッチングが実現し、サステナビリティや環境配慮への想いが一致しました。 JR西日本ホテルズでは、SDGsの取り組みの一環として、2023年12月初旬2より下記のホテルにおいて、JR西日本

ホテルズオリジナルデザインの紙パックウォーターが順次導入されます。なお、本取り組みによってホテルチェーン全体で、年間117トン*3のCO2削減が期待されます

プレスリリース

【導入ホテル】 ホテルグランヴィア京都、ホテルグランヴィア大阪、ホテルグランヴィア和歌山、ホテルグランヴィア岡山、ホテルグランヴィア広島、ホテルヴィスキオ京都、ホテルヴィスキオ大阪、ホテルヴィスキオ尼崎、奈良ホテル
株式会社ハバリーズは「1本の水から世界が変わる」という想いのもと、SDGsの価値観に基づいてCO2削減、リサイクル循環、水源保全を推進しています。パッケージの原料はFSC認証4を取得した再生可能資源とボンスクロ認証*5を取得したサトウキビ由来キャップが使用され、物流を含め、責任ある資材調達を果たしています。これらの紙容器は従来のペットボトルより46%以上、アルミ缶より59%以上CO2排出量の低減を実現しています。(LCA評価より6) さらに1本につき1円が環境保全に寄付されるほか、ハバリーズリサイクルエコシステムを通じて再生トイレットペーパーへの資源循環も推進し、サーキュラーエコノミー実現に貢献しています。またハバリーズを通じて削減したCO2の算定(数値化)を行い、企業や事業者のカーボンニュートラルに対するマインドセットを促進させる取り組みも開始しました。

※1,000mlパッケージに関しては、ハバリーズデザインとなります。

JR西日本ホテルズは、JR西日本グループとして、関西圏を中心に、現在4ブランド、11ホテル(3,620室)を展開するホテルグループです。「上質な旅の基点」として、京都、岡山、広島など新幹線およびターミナル駅直結の安心感を基盤に、地域と共にお客様を魅了するフルサービス型のホテルグランヴィア、「スマートな旅の基点」として、京都、大阪、尼崎など駅への抜群のアクセスと先進的なサービスを提供する宿泊主体型のホテルヴィスキオ、価値ある出会いが行き交うコミュニティ型の梅小路ポテル京都、そして、創業1909年、時空を紡ぎ、今なおノスタルジックな世界観を提供する奈良ホテルなど、多彩なブランドを展開しています。

JR西日本ホテルズでは、「街とともに生きるホテルとして、未来のために、今、私たちができること」をスローガンに、日々SDGs(持続可能な開発目標)の理解を深め、様々な取り組みを実践しています。

「駅」から始まり誠実に積み重ねてきた信頼を発展させ、地域と共に、お客様一人ひとりの豊かな人生を広げ、これからも、世界に誇れるサービス水準をめざし、旅の魅力や人々の繋がりを創り続けます。

今回のパッケージはハバリーズとJR西日本ホテルズが共同でデザインを行い、西日本の風景と水のサステナビリティが調和するデザインになっています。

ハバリーズ代表取締役の矢野 玲美は次のように述べています。

「今回、このような素晴らしいお取り組みをJR西日本ホテルズ様と協業できることをとても光栄に思っております。世界中で脱プラスチックや脱炭素の動きが加速する中で、多くの企業が責任をもってCO2削減に取り組んでいます。同時にインバウンドを含む国内外のお客様もサービスや商品を選択する判断の一つとして企業の環境配慮への取り組みに注目しています。ホテル・宿泊施設はペットボトル消費量が多い業界の一つですが、今回の取り組みによって宿泊されるお客様に両社のサステナビリティへの想いを伝え、環境配慮への意識を変えていくことへ貢献し続けていきたいと思います。」

ジェイアール西日本ホテル開発 カンパニー統括本部ブランド戦略部の福島ちあき氏は次のように述べています。

「JR西日本ホテルズでは、『街とともに生きるホテルとして、未来のために、今、私たちができること』をスローガンに、日々SDGsの取り組みを行っております。プラスチック製品の削減では、これまで客室用バスアメニティ製品等を、環境配慮素材へ変更する取り組みを行っておりますが、更なる削減を検討する中で、ハバリーズ様と出会い、同社のサステナビリティに対する想いに賛同し、導入することになりました。今回の取り組みを機に、SDGsの取り組みを更に推進し、すべての人と環境にやさしいホテルの実現をめざしたいと思っております。」

京都市観光政策監の土橋聡憲氏は次のように述べています。

「今回、本市のビジネスマッチング商談会『コトノムスビ・プロジェクト』を通じて、ハバリーズ様とJR西日本ホテルズ様の協業という大きな成果につながったことを大変うれしく思います。

昨今、日本でも旅行者のサステナブルな観光に対する意識が高まってきました。このような中、京都市では「持続可能な京都観光の実現」を進めるため、令和2年に京都観光行動基準(京都観光モラル)*7を策定し、観光事業者や観光客の皆様に向けて、その思いを共有するため周知・啓発に取り組んでいます。

今回のように、サステナブルな取組を進めておられる京都の地域企業のハバリーズ様と、京都を代表する宿泊施設を運営されているJR西日本ホテルズ様が出会い、連携され、市民生活や環境にも配慮した取組を進められることは、まさに京都の魅力を未来につなぐ「持続可能な観光」の実現に資するものであり、本市としても大変心強く感じています。

今後のハバリーズ様、JR西日本ホテルズ様のより一層の事業の発展を願うとともに、今回結びついた両社の御縁が長く続くことを期待しています。」

ハバリーズは、今後もJR西日本ホテルズのようにサステナブルな活動を積極的に行っている企業とともに、サステナビリティへの想いを発信し持続可能な形で事業を取り組んでまいります。

*1:京都市内の宿泊施設と、伝統産業製品や京都産食材、SDGs配慮商品等を扱う市内事業者とのビジネスマッチングを展開し、京都ならではの自然、ものづくりの魅力を活かした宿泊サービスの質の向上を図ることで、観光客の満足度を高めるとともに、地域活性化や京都経済の好循環につなげる事業 

*2:ホテルによって導入時期が異なります。また先行的にハバリーズデザインボトルを導入している場合がございます。

*3:ペットボトル年間消費量より算出しております。

*4:持続可能な森林活用・保全を目的として誕生した、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度です。

*5:持続可能なサトウキビの生産・加工・貿易を認証する制度です。

*6:LCA(Life Cycle Assessment、ライフサイクルアセスメント)とは、製品の資源採取から原材料の調達、製造、加工、組立、流通、製品使用、さらに廃棄にいたるまでの全過程(ライフサイクル)における環境負荷を総合して、科学的、定量的、客観的に評価する手法です。

*7:持続可能な観光をこれまで以上に進めるとともに、京都が京都であり続けるために、観光事業者・従事者等、観光客、市民の皆様とともに大切にしていきたいこととして、令和2年11月に策定した行動基準です。

株式会社ハバリーズ

〈お問い合わせ先〉

075-708-8880 / info@havarys.com / https://havarys.com

株式会社ジェイアール西日本ホテル開発

〈お問い合わせ先〉

カンパニー統括本部 ブランド戦略部

075-342-5501 / brand@hotels.westjr.co.jp / https://www.hotels.westjr.co.jp/